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工事前挨拶でトラブル防止のすすめ
近隣の工事で
約50%の住民が不快感!
■近隣住民が感じた不快なことは多種多様…
「・挨拶がなく急に工事が始まった・工事音がうるさい・土ほこりや車が汚れた・粉じんや臭いが洗濯物についた・家が振動で揺れる・路上駐車の工事車両で通りにくい・自宅前の道路が汚れる・タバコの臭いが不快・作業後の片付けが悪い・日当たりや風通しが悪くなった・境界から建物が近すぎる」以上は、このように不快と感じた事の一部です。
■実際にクレームとして発言した経験がある方は約20%程
特に都市化の進んだ住宅密集地の住民同士のコニュニケーションが薄い地域で不快と感じクレームとして発言した方が多いようです。隣地の間隔が広い郊外などでは住宅同士の付き合いも濃い傾向にあるので、工事の情報も伝わりやすく「お互い様」で済むことが多いようです。
■施工側がトラブル発生を認識するのは第3ステップのクレーム発言に至ってから
施工者側は音や振動がいつも通り仕事上の現象ですが、近隣住人にとって工事は普段通りの日常ではなく、変化的な出来事なのです。クレーム発言者は第1ステップの不快を感じてからの問題であることが多いと考えられます。
●第1ステップ/都市や郊外に限らず、不快に感じてもしばらく様子見の期間があるようです。例えば、工事開始直後だったら「迷惑だな〜、けど緊急の工事かも?」などと思う。
●第2ステップ/工事が続き状況が変わらない場合「挨拶もなく急に工事を始めて無礼だ!」などと思いストレスが溜まっていく。
●第3ステップ/そして最終段階で我慢ができなるなりクレーム発言に至る。
クレーム発言をしなくも、不快に感じれば世間話的に周りの人にしゃべりはじめます。会社が知らないうちに口コミでどんどん伝わり評判を落としてしまいます。その地域で事業展開していることが多い工務店や塗装業などは会社の評判につながり見込み客を失うことにつながりかねません。
逆に施工現場での好印象ととられたのは… 「・周辺道路などの清掃・近隣への挨拶回り・菓子折り持参挨拶・工事車両駐車の気遣い・建主同行の挨拶・交通に支障がないようにガードマンの配置・工事日程やお詫びの挨拶文の投函・工事の挨拶と内容の説明・社名入りのタオル持参の挨拶
・工事中の作業員の挨拶・重機使用時の事前説明」など…
上記のように多いのは事前に「挨拶」やその都度「説明」あったことです。
まずはコミュニケーションをとることが大事なことと言えます。完全にクレームを防ぐことは難しいことかもしれませんが、きちんと事前にやれることを実行していればクレームが減ることは確かで、トラブルへともつれる可能性が低くなると思われます。
挨拶なしに、いきなり工事を始めれば近隣へ不安や不快感を与えご近所トラブルの種になります。必ず、その前に近隣へ工事開始の挨拶を済ませましょう。
朝から大きな音がして、土ホコリや臭いがしてきたら、誰でもいい気分はしません。何も知らされずに突然工事がスタートすると些細な事でも気に障り、ちょっとした事が大きなトラブルへ発展する場合もあります。
工事前にひと言でも挨拶があれば、印象と安心感を与え、近隣の心理状態に大きな差が出るのです。
工事前の挨拶が近隣トラブルを防ぎます!