■ヤッタオル!のタオルの話
泉州タオル 後晒し(あとさらし)製法
泉州タオル 後晒し(あとさらし)製法
「後晒し(あとさらし)」とは、タオルを織る工程の一番最後に漂白、水洗いをする製法のことです。
タオルは織り上げる際に綿糸の糸切れを防ぐため糊を着けてあります。後晒し製法により、糊やもともと糸に付着している油分などが全て最後の工程で綺麗に取り除かれることで、糸が持つ本来の吸水性が引き出され、吸水性に優れ、肌触りもよく、何より余計なものの一切ない清潔で安全なタオルになります。
この製法は泉州タオルの特徴的な製法で、1887年のタオルの製造方法が確立した当初から一貫して守り通してきました。そのため、泉州タオルは綿本来の優れた吸水性をいかした、最も実用的なタオルと言えます。